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gurasyupi

大体3日に1度pixivにイラストを投稿しています。
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B級映画を楽しむコツ

世間にはいわゆる「B級映画」と言われる映画があります。
その基準とは、基本的に”面白くないもの”または”安っぽいもの”がB級と言われる所以だと思います。
しかし、だからこその楽しみ方があるのでご紹介します。

結論から言えば、作者目線に立つことです。
自分を観客ではなく、”作者”だと思って鑑賞してください。

すると、全く同じ映画でも、
「この監督は何を創りたかったのか」
「何のシーンを撮りたかったのか」
それが理解できると映画との距離感がグッと近くなるかもしれません。

これはB級じゃないハリウッド映画にも言えることなんですが、
アクション映画を”ただ”アクション映画として観てはいないでしょうか。
推理映画を”ただ”推理映画として観ていないでしょうか。
監督は何かしらのメッセージを作品に忍ばせていたりします。

B級映画でもその「メッセージ性」は強い名作だってあります。
「ここの部分のこのシーンだけは絶対に譲りたくなかったんだろうな」
という部分はインタビュー記事を読まなくても、映画を観るのに慣れてくればわかるはずです。

逆に言えば、予算だけかけて作品創りに酔いしれているのか、深い理由があるのかわからない映画だって無数にあります。
それこそ、大きな予算の映画ほどスポンサーやお偉いさんとの関係で、進みたくもない方向に転がり落ちる駄作だって無数に存在します。

無駄なシーンの連続で早く終わらないか、とすら感じる映画。
明らかに”面白く”はなかった。
なのだけれど、観終わった後になにか感情が揺さぶられた。
それってある意味では最高の映画なのだと僕は思います。

感動ってなにか、面白いって何か。
それを考えさせられる基準点がB級映画だと思います。

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